今月、お客様のイベントに初めて出店しました。「木でつくる・木で遊ぶ・木で楽しむ」をコンセプトとしたイベントで、当社は「大工さんのやりくり箱」のキットを持ち込み、来場者のみなさんと一緒につくりました。「やりくり箱」はとても好評で、つくりたい人の順番待ちができて整理券を配るほどの人気です。手伝っていただいた大工さんからは「よく考えたね~」と感心されましたし、お客様の社員さんからは「私もつくりたい!」との声を複数いただきました。用意した「やりくり箱」のキットが完売したのも当日お客様のイベントに参加した人、キットを作ってくれた人、材料を出してくれた人、応援してくれた人、皆さんのおかげです。ごくろうさま。ありがとう。
「やりくり箱」は見る人に「これはいい!」という感動を与えます。つくる人には「自分の手でほしいものができた!」という感動を与えます。感動するのは見る人、つくる人の期待を超えたからです。「やりくり箱」が見る人、つくる人に感動を与えているのを見ると、私たちも感動します。
期待以上の仕事は人の感動を呼びます。当然のことながら、期待以上の仕事をするためには並々ならぬ労力がかかりますし、その努力が報いられるかどうかの保証はありません。実際には努力が報いられたと思うことは数少ないものですし、努力した結果が自分が期待したのとは違う形で出てくることのほうが多いです。
それでも、努力が報いられる保証がないからこそ力が出るものではないでしょうか。日々の積み重ねや努力が報いられた結果、期待以上の仕事ができて、みる人、つくる人に感動を与えることができたときの喜びは計り知れません。
感動には疲れを吹き飛ばすほどの大きなエネルギーがあります。今回、「やりくり箱」の盛況ぶりをみてあらためて感動のエネルギーの大きさを感じました。期待以上の仕事で感動を呼ぶ体験を積み重ねることで、私たちの人生をよくしていきましょう。